伝道スタッフ養成講座第6回(最終回・4月18日)
伝道スタッフ養成講座最終回は、名古屋別院で4月から来年2月まで開催される「別院奉仕研修」のテーマ「私にとってお寺とは、親鸞聖人とは」が、お題…じゃなくて課題。

今回の講座の流れは、開会→全体会1→班別座談(夕食)→全体会2→法話(真城先生)→閉会。

全体会で課題について受講者から5分程度の発表。この発表者は司会からアトランダムに指名されます。50人弱の参加者から合わせて13人が発表。事前に知らされていないと、なんだかとてもどきどきしますね。テーマがテーマだけに、関心が発表者毎に異なり、教えられることが多いと感じました。

真城先生の法話では、「私にとってのお寺」について、真宗寺院の成り立ちの特異性や、お内仏として家の中にまでご本尊を持ち込んだ歴史をふまえ、不可思議の教えだからこそ向き合うことの大切さ、その場としてのお寺の意義が示されたと感じました。

(今回はカメラを忘れましたので文章だけの報告になりました)
 取材:生田
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
2013年度 得度研修(3月26日)
3月26日(水)午前10時30分より得度研修が開催されました。 
 
 まず始めに教務所長より挨拶がありその後大人班(講師 冨永茂子氏)子ども班(講師 佐竹 亮 氏)に分かれて講義が行われました。大人班は親鸞聖人の得度された時の「明日ありと、想うこころの、仇桜、夜半に嵐の、吹かぬものかは」のエピソードやその後の比叡山での修行・法然聖人との出遭い・法難の話をされ非僧非俗・法名・釋の説明、これから得度をされる皆様への願いをお話しされました。
 子ども班の方は法名の説明・合掌(声明・念珠・焼香作法)の説明を分かりやすくお話いただきました。また子ども班は緊張感やほぐすためゲームなどを交え、子どもたちが寺・僧侶に対してどんなイメージを持っているのかという質問ゲームをし理解を深めて行きました。また今回は教区の教化団体とのつながりを深めるため仏教青年協議会の荒山氏にご参加いただき、子どもたちの話し合いにゲームに参加いただきました。その後絵本と紙芝居の読み聞かをし昼食へ。

 

そして午後からは声明のお稽古が大人班(講師 平松孝顕氏)子ども班(講師 小塚孝道氏)を講師に迎え行われました。
大人班は三部経(仏説無量寿経・仏説観無量寿経・仏説阿弥陀経)と正信偈の説明・作法・お勤めの注意点を教えていただきました。
子ども班は念珠の持ち方などの基本的作法を教えていただき、仏説阿弥陀経・正信偈をゆっくりそして丁寧に注意点等を分かりやすくご講義いただきました。

DSC01161.JPG DSC01164.JPG


約2時間の声明練習後、一人一人得度考査を受け解散となりました。

 
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
住職研修第3回(3月10日)
「住職研修」は、昨年、住職に就任した新住職を対象に行われる研修会です。全3回で行われる研修も今回が最終回となりました。新住職8名の他、聴講希望の方も一緒に参加しました。
 第3回のテーマは、「学問—仏祖に仕える学び—」として、講師に日豊教区徳蓮寺前住職の伊藤元先生をお迎えして研修を行いました。

DSCN8949.JPG
先生の講義からは、
・聞く体験こそが宗教的世界を開く唯一の営みであること
・世間と仏法とでは問うべきことが異なること
・世間にいる我々が世間から連れ出されるのが宗教であること
・真宗の教えは求道心を起す以前に仏との出会いがあること
・仏法を聞くことによって自分の不完全さが明らかになること
などなど…明確な言葉で目から鱗の視点をいただいた感がありました。住職として問いをいただくことの重さと素晴らしさ、仏法を生きる友との出会いの必要性を学ばせていただいた研修でした。

DSCN8950.JPG
取材:生田
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
伝道スタッフ養成講座第5回(3月5日)
昨年10月から始まった本講座も第5回となりました。今回も事前に発送された資料を本に、5分程度の法話を考えてくる宿題がありました。題材は『朝日新聞』2014年1月13日(朝刊)に載った「「我れ以外みな師」実践」と題された投書。作家の吉川英治氏の遺された言葉に共感する投稿者が、日々の生活を前向きに捉えて過ごす様子を記されたものです。
DSCN8945.JPG
班別の法話では、それぞれ視点の違いを興味深く聞くとともに、回を追って出席者が場に慣れてきた(達者になってきた?)感がしました。
真城先生からは、ご自身の教員としての体験と、仏教的なものの見方から、「師」とは何かを探求する法話をいただきました。「すべてが先生」との投書の文言に対しては、「本当のことを分かっていない私が…」という視点なしには、慢心にもつながりかねないことを教示いただき、仏法を聞くとはどういうことか、多くの例からお話し下さいました。
DSCN8948.JPG
次回は4/18(金)の開催です。なお、当講座の受講者は、4月から来年2月まで8回開催される「別院奉仕研修」のスタッフとして実地研修を行うこととしており、その事前研修を別途4月1日に実施します。
DSCN8944.JPG
取材:生田
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
伝道スタッフ養成講座第4回(2月19日)
今回の「伝スタ」は、座談会の持ち方に特化した内容で実施しました。この講座は真宗の教え・考え方を、時代社会に伝えていく「人」を養成する願いのもとに開講されていますが、今年度は名古屋別院で毎年行われている「別院奉仕研修」に関わるスタッフ養成という目的も加味されています。
真宗の聞法は、講師の法話を聞くことに留まりません。他者がどのように聞いたかを確認し、自分の聞き方を内省する機会としての「座談会」を持つ伝統があります。「別院奉仕研修」でも座談会は日程に組まれていますが、この座談会の進め方は、なかなか一筋縄ではいかない部分があります。
真城先生の座談会についての講義に続き、普段と違う班で模擬座談会を行い、その結果見えてきたことを班毎に発表し、真城先生のまとめの講義をいただくという流れで実施しました。

模擬座談班別発表まとめ講義

実際の座談の場では、その場を円滑に進めることに終始しがちです。今回の講座を通して、真宗の座談をコーディネートする立場として、どこまでも「大切なことに気づいてもらう」ことが最重要であることが確認されたのではないかと思います。
取材:生田
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
住職研修 第1回(2月6日)
「住職研修」は、昨年、住職に就任した新住職を対象に行われる研修会です。昨年、教区内で住職に就任した対象者は15名。今回は8名の方が出席しました。以前は1年目・3年目・5年目に分けて3回の研修を開催していたのですが、昨年度から1年目に3回の開催に変更されています。金子大榮先生の「住職道」を典拠に、仏祖祟敬・教化・学問を3回の研修内容として設定しています。

第1回のテーマは、「仏祖祟敬—荘厳と勤式の精神—」。事務講習に続いて講師の平松孝顕氏の講義、夕食を挟んでの座談会、まとめのお話の後に閉会となります。平松氏の講義では、ご自身の教員を退職された後に別院の研修に参加された体験から考えられたこと…声明作法の大切さ、門徒が僧侶を見る目など…が語られました。「荘厳は掃除に始まる」という言葉には、考えさせられることが多くありました。座談では、受講者の自己紹介を兼ねて、住職になって以降の近況や、情報交換等、講義内容にとどまらない意見交換が行われました。

第2回は3月7日、第3回は3月10日に実施される予定です。下の画像は当日の食事です。
生田
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
伝道スタッフ養成講座第3回(1月23日)
今年初めての「伝スタ」です。開会後、班別座談・夕食・全体報告・真城先生による法話・閉会という次第。事前に発送された資料を本に、5分程度の法話を考えてくるという宿題?があります。前回との相違は、全体報告で4つの班が5分程度の法話を発表する点です。
法話の題材は『朝日新聞』2013年11月12日(朝刊)に載った「がん告知 妻と一緒に生きる」と題された投書。一人の男性が「がん告知」を受けたことで、幸せについて考えを改めたという内容です。
伝スタ20140123-1
自身あるいは家族の癌体験を題材とした班別の法話が複数あり、この病気の身近さを思わされました。
真城先生の法話では、投書の男性の心の変遷を素直に言祝ぎながら?も、仏教的な見地から語ろうとすると、隔靴掻痒の感があることも重ねて語られました。そうは言っても、実際の法話の場においては、題材に対して論理的に語ること以上に、法話者が懸命に何かを伝えようとする姿勢の方が、より大切であると示されました。
伝スタ20140123-2
次回は2/19の開催です。  
取材:生田
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
伝道スタッフ養成講座第2回(11月29日)
真城義麿先生をお迎えして開催する「伝スタ」も2回目を迎えました。今回はまず8班に分かれた班別で事前送付された事例(『中日新聞』投書)について受講者が各々発表し、その後、全体で偶数班からの報告を行い、最後に真城先生の法話をいただくという流れで進行しました。

課題の事例は「こちらこそ、ありがとう」と題された「ちょっといい話」でした。桜並木の落ち葉掃除をうんざりしながら続ける筆者が、通りがかりの人がかけた感謝の言葉をきっかけに、爽やかな気持ちをもらったという投書。受講者の受け止めはさまざまです。素直に読む人、深読みする人、裏読み?する人。

真城先生の法話は、とても丁寧なものでした。私たちの日常生活が、自分の都合に根ざしたものであること。たった一言が布施行となること。行の実践から自分の都合が見えてくること。「ありがとう」「なむあみだぶつ」が私の都合の対極にあること…。
仏教用語を多数交えながらも難解に感じさせないのは、先生が用語を的確に用いられているからでしょう。あの題材からこのような法話になるとは思いませんでした。次回が楽しみです。(12月はお休みで、次回は1月23日開催予定)

 
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
聖典研修 危機意識に立つ−『正像末和讃』に聞く− 第1回(10/21)
2013年度 聖典研修 第1回 報告
日時 10月21日(月)18:30〜20:30
講師 池田勇諦氏(三重教区桑名組西恩寺前住職)

2013年度の聖典研修が池田勇諦氏を講師にお迎えし始まりました。130人を超える参加者があり、机と椅子が足りないという状況になるほど大盛況でありました。




まずはじめに名古屋教区が親鸞聖人750回御遠忌を控える中、「御遠忌をする目的とは法要をお勤めするのが目的ではない。教区テーマでもあります『不安に立つ』を自らの課題として立ち上がる、一人一人が親鸞聖人の教えに改めて出会わせていただく機縁とする。これがこそが御遠忌の目的であります。これが曖昧になるとただのイベントになってしまう」とこれから御遠忌を迎える私たちに一言いただきました。



次に今回のテーマであります、危機意識に立つ−『正像末和讃』に聞く−を学習していく中でまず、正像末和讃にだけあるの夢告讃に注目しなければならない点を強調されました。また浄土和讃・高僧和讃・正像末和讃の成り立ち、三帖和讃の文明本・顕智本を互いに検証して考えなければならないことを指摘いただきました。また夢告讃を学んでいく上で善鸞問題を絡めて考えていく必要があるとお話いただきました。

次回11月21日からはいよいよ正像末和讃の内容に入ってまいります。是非ともご参加ください。


 
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |
伝導スタッフ養成講座第一回(2013年10月18日)
伝導スタッフ養成講座第一回(2013年10月18日)に取材に行ってきました。
今回の講座は、講師に真城義麿先生をお迎えして、課題を「真宗の教えを生活の課題の中で確かめる」として、第6回まで行われる連続講座となっています。また、講座とは別に今回の課題となる「真宗の教えを生活の課題の中で確かめる」ことの実践として、別院で行われる「別院奉仕研修」にスタッフとして参加することが予定されています。これは、伝道スタッフ養成講座の願いとして、受講者が受講後、実際に門徒さんと触れ合う中で共に生活の課題を考えて行って欲しいという願いによるものです。講座だけにとどまらず自分の生活に帰ってからも、教化スタッフとして共に教えを聞き自らも聞法していただくことが、開催に込められた願いである為です。 このような、以上の講座6講と奉仕研修が伝導スタッフ養成講座の今後の流れとなっています。 第一回の日程としては、開会・趣旨説明後、先生に講義をいただき、夕食・班別座談会、その後、班別座談会の全体報告を受けてまとめの講義にて閉会の日程となっておりました。 講義内容に臨むにあたり、受講者には事前に課題が送付されているそうです。これは、法話など様々な場所での教化伝導を想定した作業を進めていくにあたり、充実した受講となる為の課題であるそうです。第一回では、教えを伝えるにあたり必要となる準備について学習するため、課題を先に送付し、座談で話し合うことがされました。「君が代斉唱は服務」であるとして指導した大阪府教育長の新聞記事を「事例」として、それを目的と方便という「視点」からどのように自分たちの問題としていくか?というのが課題となっていました。そして、先生の講義もそれにそって問題に出遇った時に我々が、どう問題と向き合っていくのかということを、世間と出世間との視点から教えていただきました。問題に対して我々が考える視点、立場、すぐに正解を求め自分を抜きにしている我々がそこにいます。そんな現実問題と我々が向き合う距離、構造を先生は現実の諸問題をあげて講義してくださいました。法話など様々な場で、正解を話したいお寺さんではなく、自分の問題として真摯に問題と向き合い自分の言葉で話しているのかと個人的に教えられた気がします。これからの時代を担う若手のお寺さんはもちろん、どの年齢の方であっても聞いていただきたい講義であったかと思います。 教化委員広報担当 一柳淳徳
続きを読む >>
| 組織教化部門 | comments(0) | trackbacks(0) |